40代で再婚したいから

両家への挨拶が済んだあと、一つだけ結婚の条件が出された。

それは、「結婚式を挙げなさい」ということ。

私たちは金銭的問題もあるし、時間の問題もあるということで、当面は挙式をしない方向で話が進んでいた。

また、近年は結婚式をしない夫婦も増えていることから、特段、それがそんなに重要な問題とは考えていなかった。

しかし、両親の世代になると、入籍だけと言うのは「けじめ」がないとのことと、また、金銭面の援助をするから花嫁姿を見たいという私の母の強い希望により、渋々ながら動き出すことになった。

何も考えていなかった私たちだったが、ひとまず予算を頼りに、式場探しを始めることとなった。

と言っても、ここは、やはり男性の不得意とするところのようで、全体的に私が一任されていた。

私の独断と偏見により、「みんなのウェディング」というサイトからフェアの予約や、見積書依頼を気になる式場に片っ端からお願いしてみた。

見積書の今まで見たことのないような金額と各項目単価、消費税の増税影響に慄いた覚えがある。

何をもっとも優先するかを婚約者と相談しながら、秋の挙式を予定していたため、急いで休日の二日間でフェアを四か所回りきった。

良い式場は一年前から埋まっていると噂で聞いていたため不安ではあったが、何とかお互いが満足する式場を予約することが出来た。

式場選びは、日取りに関係なく、行動力と決断力が重要視されるのだということを実感した経験だった。

女性が仕事をバリバリ働くのは大変な事もあるけど、やりがいもあるかと思いますが、何の為に働くのかと大きく考えた時に、自分の人生に愛や家庭の温かさを是非加えてほしいと思います。

人は一人では生きていけませんし、ましてや、愛なしで生きていくことは長い人生悲しいですが、結婚したいと思っていても結婚できなくて悩んでいる方は、少し力を抜いてほしいと思います。

長い人生毎日気張って生きていくのは疲れてしまうのは、男女の関係も一緒です。気張って過ごしていたら笑顔は消えて、ピリピリしてしまいます。

女性はどうしても結婚を目標としてしまうのですが、男性はその先を見ているので、決してゴールではないのです。

結婚から、相手との人生設計をし、ゆったりと時間を過ごすと思えるだけでいいんです。

人生には、辛いこと、嫌な事が色々とありますが、一人で乗り越えなくてはいけないのと、夫婦で乗り越えていけるのとでは肩の荷が全く違ってきます。

反対に、嬉しいこと、楽しいことも倍になるのが結婚です。

目の前の事だけでなく、自分の人生設計として結婚を入れてほしいと思います。

でも、力を抜いて自分らしくいてほしいです。自然体でいられた時、どんなことでも幸せと感じる結婚に出会えるはずです。

いつも笑顔にいられれば、最高の結婚だと思います。

人からどう思われるとか気にするのでなく、周りを傷つけてしまうようなことがなければ、自分だけでなく、相手も、家族も幸せになるのが結婚だと思います。

相手を思いやる気持ちをいつまでも持っていてほしいです。

そうすると結婚しても幸せだと素直に感じることができます。

自分が感じている結婚の素晴らしさをみんなにも味わってほしいと思うので、素直な気持ちでいてほしいです。

力が抜けた時、きっと素敵な出会いがあると思います。

結婚はゴールじゃなくてスタートとは良く言ったもので、プロポーズを受けてから、途端に二人だけの関係から、両家の関係にシフトチェンジする。

ゼクシィなどの結婚情報誌を見ている分には、キラキラしていてまるでお姫様になったような気分を味わえるのだが、そこはあくまで序章でしかなく、実際には様々な経験を通して、少しづつ「お姫様のような一日」を迎えることとなる。

両家への結婚の挨拶にはじまり、訪問マナーや、礼儀作法を改めて振り返る。

その後の両家顔合わせでは、両家の日程調整から食事の場所、果ては洋服の格を合わせるなど気を遣うことが盛り沢山となる。

こうした過程を得ながら、会場選びや衣装合わせを行うが、これがメインになる時間は決して多くはなく、また、まるでバブルかのようにお金が動く結婚式の世界に呑まれずに、立ち向かわなければいけない。

勿論、日常生活に支障を出してはならず、また、上司への報告のタイミングなど、円滑に角が立たないようにと頭を悩ますことになるのだ。

こうした結婚の過程を踏んでいくと、「夫婦=入籍」ではないことに次第と気が付いてくる。

夫婦になろうとする者が、結婚に必要な様々な仕来りや礼儀作法、心配りを通して、育った環境の異なる二人が夫婦になっていくのではないだろうか。

近年は、核家族化が進み、「家族」という概念は薄くなっていく一方にある。

結婚というものは、家の一員としての自覚を持たせるとともに、様々な意味で夫婦を育てていくものなのかも知れない。

自分で言うのも変だろうけど、大恋愛でスピード婚。ひと昔前に聞いたビビビとかもなく、運命を感じた訳でもなかったけど。

そんな、大恋愛スピード婚も数年後には破綻してしまいました。久しぶりの一人をノンビリ実感する間もなく、周りからの見合い話攻撃。

田舎だからか、周りが親切と言う世話好きが多いのか、それとも私が寂しそうに見えたのか？。誰それさんは、良い人だけど婚期逃しただけよ、某さんはバツ１だけど良い人よ。仕事をしに出勤したはずなのに、話題は本人が気にもしてない再婚に向けての見合い話で盛り上がられ、毎日ウンザリしてました。

この頃になると、バツ１は罪なのか？と思い始めたけど、年輩社員達のお薦め男性方は興味がないので、何気に自分の使っている携帯会社のコンテンツの中にあった見合いサイトを軽い気持ちで登録してみました。

登録直後、数名の方からメールで連絡がありました。出会い系ではないけど怖いなと思いました。直接会った事もないメールで2～3回やり取りしただけなのに彼氏的な態度な内容のメールをしてくる方、遊びの関係しましょうメールして来る方、様々でした。月会費1000円台だったけど即退会しました。婚活するなら、ちゃんと相手の方と話が出来て、相手と向き合えるだよなと思いました。

だいたい、婚活するにしても周りに言われて自分を見失ってじゃ駄目ですよね。支えてくれる周りと時期と色々なご縁があっての婚活と、その向こうにある結婚生活ですよね。

婚活騒動から早数年、当方かなり年をとってしまい婚活の気力もないですけど、一人で老後も寂しいので思案中です。

今までさまざまな友人の結婚式に参加してきましたが、無難に済ませた式から、質素で簡単な式、今では珍しい超派手派手式まで色々あしました。

　私が経験した中で、一番印象に残った結婚式が式新郎新婦が共に３０代後半で公務員のカップルの式は、今では珍しいとてもお金をかけた派手な式でした。

　入り口には新郎の趣味のハーレーダビットソンがライトアップで飾られ、壁は新婦の希望だったという一面白いバラと風船で飾られ、お色直しが白いドレス、白無垢、カラードレス２回と４回もあり、友人の出し物も何組もあり、歌うは踊るはの大騒ぎ、参列者は４００人以上、会場も５０メートル以上と思われる、シャンデリアがキレイな大きなホールでした。

　来年私も結婚式を控えており、何か参考にできないかと、細かいところまで注目して見ていましたが、どちらかというと目立たず、地味に式を済ませたいと思っていた私にとっては、派手でお金がかかりすぎていて、参考にはなりませんでした。

　そんな人はいたかと思えば、以前参加した違う友人の結婚式では、新婦のお色直しは１回、会場も森の中の小さなホテルで、サプライズで新郎が歌のプレゼントを新婦にした程度で、派手さはありませんでした。

　人生で１回きりの結婚式なので、それぞれ好きなようにできるということはとてもいいことだと思いますが、私自身は目立つのが苦手なので、派手派手ではなく、しとっとりとしたかわいい結婚式がしたいと思っています。