お見合いといえば、テレビドラマで見たような、鹿おどしの音がなる、静かな日本料亭で、相手に大して興味もないのに「ご趣味は?」なんていう、つまらない会話をしなきゃならない、と思ってる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
大手会社社長の御曹司なら、そんなこともあるかも知れませんが、実は実際のお見合いは、もっとフランクなんです。
私がお見合いで、相手の方とはじめて、お会いしたのは、なんと!ホテルの喫茶ラウンジでした。
ホテルラウンジですので、隣の方に会話を聞かれることもありませんし、喫茶ですので、長居して楽しくない会話をする必要もありませんでした。
仲介の方がお互いを紹介して下さって、会話の流れでさらっと、職業や家族構成などを話してくれます。
きっと、家族構成などは、直接聞きにくいことだから、代わりに教えてくれるんだと思います。
そして、軽く世間話をしたら、仲介の方は「あとは、本人同士の方が気を遣わないでしょ?私はこれにて失礼します。」と帰っちゃいます。
あとは2人で、その場でおはなしして終わるも良し、気が合いそうなら、一緒にデートしてもOKです。
一番肝心なのは、次回どうするか、ということです。
私は、お相手の方から、次回の約束のお誘いがなかったので「そんなもんかぁ」と落胆していましたが、その日の晩、仲介の方から連絡がありました。
「感触は、いかがでしたか?」
つまり、相手にその場で、また会いたいとかお断りとかを伝えなくても、仲介の方が調整してくれるんです!
どうやら相手の方に、気に入ってもらえたようで、仲介の方から、良ければ次回も・・・。と言った連絡でした。
私はその場で、誘ってくれるような積極的な方が好みでしたので、今回はお断りしましたが、こんな便利な制度だったとは!おそるべし「お見合い」です。